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ミコ助くん日記

ミコ助くん日記

★渡辺美優紀豆知識【(AKB人生論)編】

私は「頑固ちゃん」。よく言えば、こだわりをもっていて、人に流されず、「自分の意志を貫く」タイプです。それは幼い頃からでした。たとえば洋服選び。5歳くらいだと、普通は母が選ぶものです。母が私に着せたかったのは、「格好いい服」。私が着たかったのはフリフリの「かわいい服」。母が薦める服には見向きもしないで、自分の好みの服ばかり着ていたようです。

 小学生の時、近所にダンス教室ができて、私は習いたくなりました。母を連れて1日体験入学。私のダンスを見た母は言いました。「全然あかんやん。センスないからやめとき」。だけど、私はあきらめませんでした。自宅で一生懸命に練習。もう一度、母にダンスを見せて、習うことを認めてもらいました。

 計画的に生きるタイプでもあります。冒険よりも安定を選びます。スケジュール帳にきっちり予定を書き、おこづかい帳もつけていました。おこづかいの半分くらいを貯金する堅実な子供でした。

 中1の時に将来の仕事を考えました。赤ちゃんが好きで、助産師になろうと思いました。出産の現場では、赤ちゃんの生命が危険にさらされることがあります。そんな時に小さな命を救う人になりたいと思ったんです。助産師になるための方法を調べると、大学の看護学科に入り、国家試験を受ける必要があるとわかりました。

 進学校入学→医大入学→国家試験合格→助産師→結婚して出産、という人生の計画を立てました。第1関門の進学校に入るために、母にお願いして塾に通い、猛勉強。第1志望の高校に合格することができました。

 一方で、小さい頃からモーニング娘。が大好きで、アイドルにもすごく憧れていましたが、目指すには遠い存在でした。高2の時、NMB481期生の募集がありました。地元関西で活動するアイドルグループだからと、ほんの軽い気持ちで受けると、合格しました。

 憧れのステージに立てる。急にアイドルデビューが現実になりました。だけど、これでいいのだろうか。私は安定を求めて16年間を生きてきました。助産師になろうと計画的に進めてきた人生をここで変えていいのか。悩みましたが、最後はアイドルへの憧れが勝ちました。

 母は驚いて反対しました。助産師になるために今まで勉強してきたのに、と。説得はできないと思い、強行突破して入ってしまいましたが、ほどなく母は許してくれました。私がやると言ったら何を言っても無理と、母はわかっていたのでしょう。「がんばりや」と言ってくれました。

 アイドルの仕事は自分の計画どおりには行きません。勉強はやればやるほど点数は上がりますが、アイドルはそうではありません。自分がこうなりたい、と思ってもなれない。安定はあきらめました。

 AKB48グループには選抜総選挙があります。2011年は圏外、12年は19位。13年は15位で選抜入り。だけど、今年は18位と初めて順位が下がりました。スピーチでは涙が出ました。「この18位という順位を大切にして」と言いかけた時に言葉に詰まりました。応援してくださるファンの方、スタッフさんたちの思いを絶対に大切にして、がんばろう、と思った時に涙がこぼれたんです。なぜかは、わかりません。選抜落ちで、期待してくれていた人たちをがっかりさせてしまった、という申し訳ない気持ちだったのかもしれません。

 挫折して、私のことを見てくれている人々の存在を感じるようになりました。私は、子供の頃から、「我が道を行く」で、自分のことは自分で決め、まわりの人の言葉に耳を傾けませんでした。人なつっこく見えますが、実はコミュニケーションも得意ではありません。味方だと思った人には気持ちを許せても、敵だと思った相手は、心の中で遠ざけていました。

 そんな私ですが、人の話を聞こう、味方や敵で人を分けないようにしよう、自分を変えていこうと思えるようになりました。たくさんの人に好きになってもらえる人になりたい。20歳ですから、大人にならないと、という意識もあります。

 最近、信頼できる友達ができました。NMB48のりぃちゃん(近藤里奈)。ささいなことで、ぶつかることは何回もありましたが、そのおかげで、理解しあえる関係が築けました。一人は少ないと思われるかもしれませんが、本当の友達とは簡単にはできないもの。20歳で一人いれば十分です。

 選抜総選挙のスピーチの時、りぃちゃんも泣いてくれました。だけど、その後は、何事もなかったように接してくれました。私がつらい時は、そのことに触れず、そっと隣にいてくれる。だけど、私が間違った方向に行った時はちゃんと言ってくれる。そんな関係がいいんです。

 親孝行もしています。母一人で私を育ててくれ、いまも子離れできていないので、寂しいやろうな、と。仕事で大阪を離れることが多いので、一緒にいるときはごはんやマッサージに連れて行ってあげています。最近、母となにげない会話をしている時に言われました。「大人になったね」「そうや。大人やで」。私は笑いながら答えました。

■番記者から

 最近は「無邪気」という言葉が気になるという。みるきーと言えば、わるきーと表裏の関係だが、こう説明した。「わるきーさんの悪は無邪気な悪なんですよ。邪気がないんです。私はわるきーさんと友達ではないんで、あまりよくわからないんですけど、わるきーさんを見ていて、無邪気でいいなと思います」。“わるきーさん”について、さらにたずねてみたが、「普通の人ですよ。一人っ子でB型でマイペース。私に似てるんですよ」という。「自分の中に潜む別人」がわるきーの設定である。「無邪気でうらやましい?」と質問すると、「うらやましくはないです。私も無邪気なんで」と笑った。

 うーん、わからない。ミステリアスな世界にはまり、帰ってこられなくなりそうで、話を打ち切った。取材時間は限られているし。この件は、またの機会に……。

 握手会でファンの心を次々とわしづかみにする小悪魔的なイメージが浸透していたが、意外なことに人とのコミュニケーションが苦手な面もあるらしい。それでも、人とはとことん話し合う。自分自身がやりたいことをしてきたので、人に対しても、お互いが納得の行くまで話し合って、決めたい。「もういいやん」「はいはい、こうしよう」と簡単に妥協する姿勢が許せないという。「面倒くさいタイプだと思います」

 それでも、後輩から相談を受けることは多い。たとえば、チャンスをもらいながらも、なかなか結果を残せずに悩んでいる後輩がいれば、「私もそういうことがあったけど、目の前のことをしっかりしていれば、ファンの人たちは見てくれているよ」とアドバイスするという。

 人生論は2度目の登場。大人の雰囲気になった。でも、前回とは違う気の強さも感じた。選抜総選挙の結果も今は前向きにとらえる。「今まで以上に一つ一つの仕事にこだわりをもってできるようになりました。こなすというよりも一回一回が勝負という感覚です」。いつものやんわりとした笑顔ではなく、真剣な表情で語った。みるきー、成長したかな。今後に注目。(大西元博)(朝日新聞デジタルより)*実際のインタビュー動画を観たい方は(朝日新聞デジタルのHP)でご確認下さい。


渡辺美優紀豆知識
1.愛称(みるきー
2.生年月日(1993年9月19日生まれ)
3.出身地(1期生・奈良県出身)
4.身長(154.5cm)
5.血液型(B型)
6.所属チーム(2007年チームNとしてデビュー)
7.現在所属チーム(NMB48 Team BII / SKE48 Team S兼任
8.総選挙順位(18位:36,108票
9.レギュラー番組(NMB48 げいにん!!!3)*日本テレビ(毎週土曜 02:33~03:03)(NMB48 TEPPENラジオ)*毎日放送(毎週火曜 24:30~25:30)
10.CM(パナソニック
11.所属(KYORAKU吉本.ホールディングス)
12.キャッチフレーズ(みるくと美優紀を 混ぜるだけっ あっという間に・・・ みるきー!!)

渡辺美優紀は現在NMBSKE48を兼任している。山本彩と常に比較される存在、持ち前の明るさと摩訶不思議的な魅力が存在している。もっぱらNMB握手会ではダントツの人気があり。次もまた握手会に行きたいと思わせるテクニックを持っている。AKB48卒業生の大島優子も当時、山本彩につぐ推しメンに渡辺美優紀があったようだ。(NMBコンプリートブックより)(二本柱の会調べ)



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